雨が続きます。葉っぱもしっとりと、、、。
はうっ。えぐっえぐっ。きりちゃーん。
「これくらい(アルバイト)しなくちゃ、学費が払えないから」
すごいって言ったらきりちゃんに本当に失礼だけど、
なんだか頭が上がりませんよ。
唐突に、胸をぶち抜く台詞が飛び出すので油断なりません。
そういえばそうだった、きりちゃんはそういう現実を生きてるんだった。
つむじも入学金と学費と生活費を自分でバイトして全部まかなっていたから、
その大変さ、なんとなく分かります。
時々、ほんの少しだけ孤独になっちゃうのです。自分との闘いだった、、、。
でもそんなシリアスな台詞も掘り下げないでいてくれるのがこの作品の良さ!
そう思っているのですが。
もう、ただひたすらに与えられた現実を生きるしかない訳ですけど、
苦労話しても泣いても怒っても、一銭の得にもならない訳ですけど。
自分の力で勝ち取ったものは、一つ残らずその人の糧になります。
糧でも、糧に似た物でも、何でもたらふく食って笑っていられたらな。
どんなに素敵だろうか、と。
明日は晴れるように祈りながら、自分に言い聞かせています。