つむじが七つ、風のなか

普通の日記に混じり、同人的要素が含まれたものもごさいます。//二次元創作小説もございます。// 以上のことから、苦手な方、閲覧後にご自分で責任をとることが出来ない方はご退場くださいませ。// 完全に、つむじ奈々個人の趣味で作っているアレコレです。//版権元および原作者様とは一切関係ありません。// そのことをご理解の上、お楽しみください。

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白昼夢

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白昼夢

変わりばえのしない
白白しい　まひるまに
とてもはっきりとした罵倒が耳に響く

人間なんて
目の前の皿に盛られたとりどりを
かっ喰らうのに必死だから
口さえあればいいのだ
食されていくとりどりは
彩色的でも　このさい無色でもかまわない

皿まですっかり舐めてこんもりと膨れた腹
そこに詰まった風琴のような贄
贅沢過ぎる　と指をくわえ沈黙するのは誰だったのか

そしてまた白白しさの繰り返し
まどろみに沈む　まひるまに
突如
猛禽の矢が降ってきて
あっという間に串刺しになる

心胆の極みのような不味い調味料をぶっかけられ
今度は私が皿に盛られる